上信越 | 133 | 仙ノ倉山 | せんのくらやま | 2,026m | 2,013 平成25年7月 2日(火) 2,011 平成23年6月22日(水) 2,010 平成22年7月21日(水) 2,009 平成21年6月26日(金) |
単独 | 標高差 約1,500m |
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(平標山) | たいらっぴょうやま | 1,984m | 約1,100m |
133.仙ノ倉山 標高=2,026m 平標登山口=960m 標高差≒1,070m
【仙ノ倉山】(せんのくらやま)
・ 群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町にまたがる山。
・ 三国山脈の最高峰で、谷川連峰に属する。標高2,026mで二等三角点が置かれている。
・ 新潟・群馬県境。谷川連峰の西端の山。
・ 仙ノ倉山は200名山で、隣の平標山が花の100名山。
・ 平標山は、谷川連峰の全山縦走の西端に位置し、眺望の良さと高山植物に恵まれた山で比較的容易に登れることから人気が高く、花の百名山にも選ばれている。
・ 仙ノ倉山は平標山の隣に位置し、谷川連峰の最高峰。(仙ノ倉山の方が谷川岳より標高高い)
・ 平標山から隣の仙ノ倉山迄の間は、見晴らしの良い一面のお花畑が続いている。
・ 山容は穏やかで、お花畑が続き、眺望も恵まれ、日本二百名山に選ばれている。
・ 平標山からから谷川連峰の最高峰・仙ノ倉山にかけては、穏やかな稜線となだらかな草原が広がっている。
・ 通常は、国道17号の湯沢町元橋にある平標登山口から平標山経由で入山する。
・ 谷川岳から縦走することもできる。
・ お花畑と上信越の山々を展望でき長閑な山行が楽しめるコース。
・ 春のお花畑、秋10月初旬の紅葉が素晴らしい。
・ 欠点は階段が多いことで、特に平標山の家〜平標山間は階段の連続。
《登山のメインコース》
@ 国道17号の湯沢町元橋にある平標登山口から平標山経由でのコースが主流。
松手山経由で登り、平標山→仙ノ倉山でピストン、平標山からは、平標山の家経由で平標登山口に戻る。
A 谷川岳の肩ノ小屋から万太郎山を経て上越国境稜線を縦走する。
【山名の由来】
* 仙 ・・・ 上越地方では滝のことを指す。滝が多い。 クラ ・・・ 岩、断崖、 岩場。 ∴ 以上の合成語。
【平標山】(たいらっぴょうやま)
・ 標高 1984m。 群馬県、新潟県の境界にある、谷川山系。
・ 周辺は「谷川連峰」の領域。谷川連峰で最も西に位置する。
・ 山頂はその名の通り平坦で、付近には池塘も見られる。
・ 6月の花のシーズンには、東面が一面のお花畑となる。
・ 決定版 花の百名山。
* コバイケイソウ
→ 夏の山で、ごく普通に見られる白色の集合花の高山植物の一つ。 背丈が1メートル前後にまで育ち、花も豪勢につけます。
開花、結実に大きなエネルギーを使うためか、大群落が出現するのは4〜5年に一度と言われています。
有毒であり、全草にプロトベラトリン等のアルカロイド系の毒成分を持つ。 鹿は食べているようだ。
コバイケイソウを食べると嘔吐や痙攣を起こす。 春先にギョウジャニンニクや山菜のオオバギボウシやノカンゾウの若芽に似ているため間違えるなどの、誤飲事故が多い。
名前の由来は、花が梅に似ており、葉が尢魔ノ似ているため。
(〜フリー事典等より)
仙ノ倉山 −4
平成25年7月 2日(火) 曇り | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差 約1,070m |
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練馬IC 3:45 ≫(関越自動車道)≫月夜野IC 5:20 ≫三国峠≫ 6:10 平標山登山口 6:20 → 鉄塔台地 7:30 → 松手山 8:15 → 9:30 平標山 山頂 9:45 → 10:40 仙ノ倉山 山頂 11:00 → 11:45 エビス大黒ノ頭 12:00 → 12:50 仙ノ倉山 13:00 → 13:40 平標山 13:45 → 14:10 平標山ノ家 14:20 → 平元新道登山口 15:00 → ゲート → 15:50 平標山登山口 16:00 ≫ 月夜野IC 16:50 ≫ 18:50 練馬IC |
【コメント】
・ 花畑の写真を撮るため、梅雨の晴れ間を狙っていましたが、日程がつかず、シーズンが終わってしまいそうでしたが、ようやく晴れの予報が出たので出かけました。
・ 一昨年と全く同じコースですが、仙ノ倉山から先のエビス大黒ノ頭迄、延ばしての山行です。
※ 一昨年のコメントを参照願います。
・ 最近お花畑で人気が高まってきた“平標山”。 登山には連日芳しくない天候続きでしたが、今日は天気予報では比較的良い予報でしたので、平日にもかかわらずすでに20台以上先客がいました。
・ 7月になってしまったので、花の種類によっては既に終わってしまった花もありました。 ハクサンフウロウ、シラネアオイなど。 例年より早いような感じです。
・ 平標山から仙ノ倉山にかけての稜線は、今回も多くの花が咲き誇ってました。 ハクサンイチゲが主体で、チングルマ、ヨツバシオガマなどが目立ちました。
・ この領域一帯で、特にコバイケイソウが今回目立ちました。今年約5年ぶりの大群落一斉開花。(開花、結実に大きなエネルギーを使うため、数年間毎の開花)。
・ 平標山直下のお花畑は、終盤に近づいてましたが、仙ノ倉山直下では、ハクサンイチゲやチングルマなどが丁度満開で、素晴らしいお花畑を満喫できました。
・ 真っ白く咲いたハクサンイチゲの中に、ハクサンコザクラのピンクやヨツバシオガマの紫色が良いアクセントになっていました。
・ 例年、仙ノ倉山から先の直下で咲いていたシラネアオイ(白根葵)は、既に完全に終わりでしたが、コバイケイソウ、ウサギギクやヨツバシオガマが密集して開花してました。
・ 仙ノ倉山から恵比寿大黒間は人気がなく、下草に覆われた登山道で、アップダウンを数回繰り返して恵比寿大黒に到着。
・ 晴天なら、切り立って聳えるエビス大黒ノ頭が、展望できるのに今回は残念。
・ 約2週間程早く晴天山行していれば、残雪とお花畑の素晴らしい写真が撮れたはずですが、来年に期待します。
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平標山登山口 : 駐車場 | アザミ : 松手山ルート 登山口前 | : 〃 |
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松手山ルート 登山口 | ギンリョウソウ : 松手山 登山口 → 松手山 | ヤマツツジ |
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アカモノ(実) (別名:イワハゼ) | 苗場方面 | 送電線鉄塔 |
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カラマツソウ | ゴゼンタチバナ&アカモノ | |
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シャクナゲ | 〃 | 松手山 山頂 1,614m |
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ベニサラサドウダン :(松手山 → 平標山) | ウラジロヨウラク | 〃 |
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ツマトリソウ | ムシカリ(実) | ナナカマド |
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ゴゼンタチバナ | カラマツソウ(つぼみ) | マイズルソウ |
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オノエラン | ハクサンチドリ | マイズルソウ |
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カラマツソウ | オオバギボウシ | コバイケイソウ |
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ヨツバシオガマ | 〃 | コバイケイソウ |
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コバイケイソウ | ヨツバシオガマ | ハクサンイチゲ |
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アカモノ | 平標山 山頂 1,984m | ハクサンイチゲ |
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白山小桜(ハクサンコザクラ) | イワカガミ | 深山金梅(ミヤマキンバイ) |
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チングルマ : (平標山 → 仙ノ倉山) | ハクサンイチゲ 〃 | チングルマ 〃 |
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ハクサンコザクラ & 仙ノ倉山 | ハイマツ(雄花) | 木柱腐食防止キャップ : (平標山 → 仙ノ倉山) |
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ヨツバシオガマ | ササ(花) | ハクサンイチゲ |
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ササ(花) | サクラ(実) | 仙ノ倉山 山頂 |
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仙ノ倉山 山頂 方位版 | ? | ニッコウキスゲ |
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コバイケイソウ | ヨツバシオガマ | 深山金梅(ミヤマキンバイ) |
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ヨツバシオガマ | ウサギギク | シシウド |
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エビス避難小屋 | 小屋内部 (約2.5×2×2m) | イワカガミ |
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カミキリムシの仲間 ? | イワカガミ (開花後) | エビス大黒ノ頭 1,888m |
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ツガザクラ | アカモノ | ウラジロヨウラク |
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雪渓 : エビス大黒ノ頭 → 仙ノ倉 | エビス大黒ノ頭 → 仙ノ倉 | コバイケイソウ |
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仙ノ倉 山頂 | 仙ノ倉 → 平標山 | 〃 |
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チングルマ、ハクサンコザクラ | 〃 お花畑 | チングルマ (開花後) |
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ハクサンチドリ | 平標山 山頂 | 平標山 山頂 (下山開始) |
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平標山 山頂直下 | コバイケイソウ :(平標山直下 → 平標山ノ家) | タニウツギ |
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平標山ノ家の鐘 : エビス大黒ノ頭方面 | オオナルコユリ | ギンリョウソウ |
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ギンリョウソウ | ヤグルマソウ | エンレイソウ (実) |
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平標山 登山口の石像 (平本新道) | 平標山 登山口 (平本新道) | ゲート & 水場 : (岩魚沢林道) |
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アザミ | ヤマツツジ | 平標山登山口駐車場より松手山 |
仙ノ倉山 −3
平成23年6月22日(水) 快晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差 約1,070m |
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練馬IC 3:45 ≫(関越自動車道)≫月夜野IC 5:30 ≫三国峠≫ 6:20 平標山登山口 6:40 → 鉄塔台地 7:50 → 松手山 8:20 → 9:30 平標山 山頂 9:50 → 11:20 仙ノ倉山 山頂 12:10 → 平標山 13:30 → 14:20 平標山ノ家 14:40 → 平元新道登山口 → ゲート → 15:30 平標山登山口 15:20 ≫ 月夜野IC 16:20 ≫ 18:20 練馬IC |
【コメント】
・ 梅雨空が続く毎日、花の最盛期である6月中旬から下旬の晴天の日を狙っていたところ、1日だけ好天予報、丁度休務日になっており登山計画実行。
・ 練馬ICから入り、月夜野ICで降りた後、17号線を三国峠を越えて、3時間弱で苗場スキー場の先の元橋駐車場に6時過に到着。
・ 今日の晴天を待ちわびていたようで、平日にかかわらずすでに10台以上先客がいました。
・ 昨年・一昨年と全く同じコースを行く。
※ 昨年のコメントを参照願います。
・ 今回も往路に展望のよい“松手ルート”を選択。 やや急登の樹林帯の中をジグザグに登る。
・ やがて視界が開けて大きな鉄塔が立つ鉄塔大地に到着。
・ 鉄塔からは再び樹林帯の中のやや急登となり、 松手山が前方に見え、右手には平標山へと続く 気持ちよさそうな尾根が続いているのが見える。
・ 途中、丁度満開のツツジやタニウツギも所々に咲いていました。
・ 松手山で小休止後、展望のきいた登山道を進む。
・ 次第にウラジロヨウラクやベニサラサドウダンなどの樹木の花やイワカガミ、アカモノなどの高山植物の花が見られるようになる。シャクナゲも少々。
・ 振り返ると特異な形の苗場山が見える。
・ 笹原を過ぎ、途中数か所、ぬかるみを跨いで進む。 やがて平標山頂上に到着。
・ 頂上には三角点と立派な標識がある。(三角点は周囲の地面が浸食、数m先より0.5m位低い状況)。
・ 座っても展望が得られる頂上の東端へ行き、東方の仙ノ倉山方面へと続く気持ちの良い草原を見降ろしながら小休憩。
・ 南方は 赤い屋根の平標山ノ家へと続く木道が見える。
・ 山頂の北側に立つと、西方には松手山方向の尾根と苗場山が見え、北方には平標新道が草原と雪渓が残る中の一筋の道が、土樽方向えと長閑に続いているのが望める。
・ 休憩後、仙ノ倉岳へと向かう。 この先から仙ノ倉岳まで連続して植物保護の為のロープが左右に張られており、木道や木の階段も数多くありました。
・ 平標直下はハクサンイチゲ主体の一面のお花畑が満開状態。 今年は白色系以外の花の密度がやや不足気味のよう。
・ 快晴のもと素晴らしい花園を思う存分味わい気分爽快になりました。
・ 花畑への立ち入り禁止で途中路肩で写真撮影、休憩場所が1ヵ所ありました。
・ ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ミヤマキンバイなどの高山植物が綺麗に咲いていました。
・ 充分花の写真を撮影、アップダンウ後、仙ノ倉山に近づくとまだ綺麗に咲いていたシャクナゲがあり撮影しながら進むとやがて仙ノ倉山頂上に到着。
・ 山頂には、立派な方位盤があり、山座同定を確認できました。
・ 山頂からの展望は、雲が湧き始めた為、谷川岳方向が見れませんでした。
・ 山頂から恵比寿大黒の頭方向へ向かい、“シラネアオイ”の群落を撮影。
・ 谷川岳の岩綾はガスでやや視界不良。
・ 引き返し、仙ノ倉山頂上で昼食。
・ ヒメハルゼミが登山者の肩にとまり写真を撮ろうとした瞬間、飛び去る。
・ 帰路は一旦平標山まで戻る。 再びお花畑の散策気分を満喫。
・ 平標山頂からは、延々と続く木の階段を下り、平標山ノ家に到着。
・ 小屋前には、冷たい湧水がパイプから出ており喉を潤しました。
・ 山の家の前から、鐘を視野に入れた中腹に雪渓を残した優美な山の形をした仙ノ倉山とエビス大黒方面と平標山が眺められました。
・ 平元新道へ向けて樹林帯の中の階段を下る。 ようやく平元新道の登山口に出る。
・ 単独の登山者と話しながらの林道歩きだったので、飽きずにすみました。
・ 途中ゲートの先にある水場で、手を洗い、途中から右側下方に沢沿いに進む樹林帯の歩き易い登山道に入り、スタート地点に到着。
・ 梅雨の間の終日好天の中、無事山行を楽しめました。
・ 優雅な草原状の山、満開の素晴らしいお花畑、好天で気持ちの良い空と風・・・最高の気分を満喫できた登山でした。感謝です。
・ 次回は、紅葉の時期に再来したいと思っています。
* 危険箇所・注意点 特になし。
・ 平標山 → 平標山ノ家間の延々と続く木道階段等で、調子に乗ってスピードを出して、膝に負担をかけないように。
・ 初夏は大量の虫、虫除け対策が必要(虫除けネット、防虫スプレー)
・ 炎天下の道が続くので、水分多めに持参。日焼け止め対策も。
・ ヌカルミあり、梅雨等時期はスパッツを。
* 全行程対面者:約30人。
平標山登山口駐車場、トイレ・公衆電話 | 分岐点 | 〃 |
タニウツギ | レンゲツツジ | タニウツギ |
ダケカンバ | ブナの実 | ウラジロヨウラク |
ウラジロヨウラク | アカモノ | 松手山 山頂 |
ブナ | 紫ヤシオ | イワカガミ |
露の水玉写真 | 松手山 → 平標山 方角 | 苗場山 |
松手山 → 平標山 : ハクサンイチゲ | ハクサンイチゲ | ハクサンシャクナゲ |
イワカガミ | 平標山 | ハクサンシャクナゲ |
平標山 山頂から苗場山、 | 平標山から見る仙ノ倉山 | 平標山直下:ハクサンイチゲとチングルマ |
〃 : チングルマ | 〃 〃 | 〃 : ハクサンイチゲとチングルマ |
白山小桜(ハクサンコザクラ) | 白山一花(ハクサンイチゲ) | ハクサンイチゲ |
深山金梅(ミヤマキンバイ) | ハクサンイチゲとハクサンコザクラ | チングルマ |
ハクサンイチゲとハクサンコザクラ | ハクサンコザクラ | 平標山 → 仙ノ倉山 : 雪渓とお花畑 |
ハクサンコザクラ | 平標山 → 仙ノ倉山 : 雪渓とお花畑 | ハクサンイチゲとハクサンコザクラ |
チングルマ | ハクサンコザクラ | ハクサンシャクナゲ |
ハクサンイチゲ | ミツバオウレン | マイヅルソウ(舞鶴草:ユリ科)のつぼみ |
テントウムシ | 仙ノ倉山 山頂 | 仙ノ倉山 山頂 |
エビス大黒沢 | シラネアオイ(白根葵) : 仙ノ倉山 → 恵比寿大黒 | ハクサンイチゲ : 仙ノ倉山 → 平標山 |
仙ノ倉山 | 仙ノ倉山 → 平標山 | 〃 |
コバイケイソウ 平標山直下 → 平標の家 | 平標山直下 → 平標の家 | 〃 : タテヤマリンドウ |
平標の家 エビス大黒の頭方面 | エンレイソウ (実) | ブナ |
仙ノ倉山 −2
行程 | 平成22年7月21日(水)〜22(木) 快晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差 約1,070m |
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@ | 練馬IC 5:30 ≫(関越自動車道)≫月夜野IC 7:20 ≫三国峠≫ 8:15 平標山登山口 8:30 → 鉄塔台地 9:10 → 松手山 9:50 → 一ノ肩 → 11:00 平標山 山頂 11:20 → 12:30 仙ノ倉山 山頂 12:50 → 平標山 13:50 → 14:20 平標山ノ家 14:40 → 平元新道登山口 → ゲート → 15:45 平標山登山口 ≫ 月夜野IC−(関越/上信越自動車道) ≫小諸IC 18:50 ≫ 小諸 泊 | ||
A | 小諸 5:40 ≫ 6:15 浅間山荘 P 6:30 → 一の鳥居 7:00 → 二の鳥居 7:25 → 7:50 火山館 8:00 → 湯の平口 8:20 → Jバンド分岐 8:50 → 9:45 避難壕 10:00 → 10:15 浅間山(前掛2,524m) 山頂 10:30 → 避難壕 10:45 → 11:00 浅間山火口 11:30 → 避難壕分岐 → Jバンド分岐 → 湯ノ平口 → 14:00 浅間山荘 P 14:50 ≫ 車坂峠 P(1,973m) 14:50 → 高峰山 山頂 15:40 → 車坂峠 P 16:20 ≫ 佐久IC ≫ 練馬IC 19:10 |
【コメント】
・ 昨年より一月遅いため、お花畑はあまり期待せず、風景を楽しむ山行と決め、出発。
・ 練馬ICから関越道を休憩を含め、3時間後に月夜野ICで降り、17号線を三国峠を越えて制限速度40kの1車線路を走り続け、苗場スキー場の先の元橋駐車場に8時過に到着。
・ 平日のため3台しか駐車してませんでした。
・ 昨年と全く同じコースを行く。
※ 昨年のコメントを参照願います。
・ 昨年と違うのは、昨年より一月遅いため、咲いてる花が少なく種類も多少異なっていたのと、登山客が少なかった点で、その他は変わりませんでした。
・ 風もない非常に蒸し暑い樹林帯の登り道を30分程登ると、視界が開け、大きな鉄塔が立つ小さな広場の鉄塔大地に到着、心地よい風を受け小休止。
・ 鉄塔台地からは再び樹林帯の中のやや急登となり、 松手山が前方に見え、右手には平標山へと続く 気持ちよさそうな尾根が続いているのが見える。
・ 40分程で松手山に到着、小休止後、次第に森林限界を越えた笹原を中心とした展望のきいた登山道を進む。
・ 次第にハクサンフウロウなどの高山植物の花が見られるようになる。 振り返ると特異な形の苗場山が見える。
・ 最初、一ノ肩と呼ばれるピークが見え、平標山はその先で見えない。
・ 数回ピークの右側を巻き、やがて平標山頂上に到着。
・ 頂上は比較的広く、各方面の展望も良い。
・ 北方は土樽方面へ続く平標新道と草原の中に点在する池塘が見える。
・ 東方は木の階段の先に仙ノ倉山方面へと続く道が遥か彼方まで見える。
・ 南方は 赤い屋根の平標山ノ家へと続く木道が見える。
・ 西方には松手山方向の尾根と苗場山が見る。
・ 休憩後、仙ノ倉岳へと向かう。 この先から仙ノ倉岳まで連続して植物保護の為のロープが左右に張られており、木道や木の階段も数多くありました。
・ 平標直下は昨年は一面のお花畑が満開状態でしたが、今回は完全にシーズンオフでハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ヨツバシオガマ、マイヅルソウ、などの早咲きの花は一輪も咲いていませんでした。
・ 代わってニッコウキスゲだけが目立って咲いていました。
・ ウラジロヨウラクやベニサラサドウダン、などの樹木の花も僅かしか残っていませんでした。
・ アップダンウ後、仙ノ倉山頂上に到着。
・ 山頂には、立派な方位盤があり、山座同定を確認できました。 一等三角点と標柱もしっかりした状態でした。
・ 山頂からは、北方には万太郎山、奥に茂倉岳・一ノ倉・谷川岳などが見え、日光方面や巻機山方面もやや霞んで見えました。
・ 山頂から数分東側へ下り、エビス大黒の頭の険しい稜線の続く岩綾を撮影。
・ 帰路は一旦平標山まで戻る。
・ 平標山頂からは、延々と続く木の階段を下り、平標山ノ家に到着。
・ 平標山ノ家で、冷たい飲み水がパイプから出ており喉を潤しました。
・ 山の家の前から、鐘を視野に入れた仙ノ倉山と平標山を撮影。
・ 平元新道へ向けて樹林帯の中の階段を下り、長い平元新道を進み、途中ゲートで痛いほど冷たいパイプからの水で顔等を洗い、右側下方に沢沿いに進む“登山道”の標識に従って約1.2km、駐車場に到着。
・ 終日好天の中、無事山行を楽しめました。
・ 下界では猛暑、樹林帯でもかなり蒸し暑い状況でしたが、尾根では涼しい風に吹かれながら、いくらかの花を眺めながらの気分の良い登山でした。
・ 次回は秋、紅葉の時期に再来したいと思っています。
* 危険箇所・注意点 特になし。
・ 平標山 → 平標山ノ家間の延々と続く木道階段等で、調子に乗ってスピードを出して、膝に負担をかけないように。
* 全行程対面者:約20人、 約10人のツアー:1グループ。
登山口 | 登山口 → 鉄塔台地 | 〃 アカモノの実 |
鉄塔台地 → 松手山 | 松手山 山頂 | コオニユリ |
ムシカリ(オオカメノキ) | ウツボグサ | |
シシウド | 平標山直前 | ハクサンフウロウ |
カラマツソウ | ニッコウキスゲ | ハクサンフウロウ |
シシウド | カラマツソウ | 平標山 山頂 |
平標山 山頂より | 平標山山頂より仙ノ倉山 | 平標山直下のお花畑 〜 チングルマの傘 |
平標山直下のお花畑 〜 ニッコウキスゲ | 〃 チングルマの傘 | 〃 〜 ニッコウキスゲ |
ニッコウキスゲ | 〃 | カラマツソウ |
僅かに残っていた シャクナゲ | ウラジロヨウラク | ハクサンフウロウ |
仙ノ倉山 山頂 | 〃 | 仙ノ倉山 山頂 |
仙ノ倉山 山頂より西方 | シャクナゲ | エビス大黒ノ頭 |
平標山 → 平標小屋 からの仙ノ倉山 | 〃 | |
平標小屋より仙ノ倉山 | オオバギボウシ | ニッコウキスゲ |
オオバギボウシ | 平本新道登山口 | ムシカリ(オオカメノキ) |
ガクアジサイ | 〃 |
仙ノ倉山 −1
行程 | 2,009(平成21年)6月26日(金) 晴 | 往複路 : マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → | 単独 |
---|---|---|---|---|
3:45 練馬IC ≫(関越自動車道)≫月夜野IC 5:30 ≫三国峠≫ 6:40 平標山登山口 6:50 → 鉄塔台地 7:30 → 8:05 松手山8:15 → 一ノ肩 → 9:20 平標山 山頂 9:30 → 10:25 仙ノ倉山 山頂 11:00 → 11:45 平標山 12:00 → 12:30 平標山ノ家 12:45 → 平元新道登山口 → ゲート → 14:10 平標山登山口 14:30 ≫ 三国峠 ≫ 月夜野IC−(関越自動車道) ≫練馬IC IC 17:50 |
【コメント】
・ 深夜割引料金で半額、1,450円。月夜野ICで降り17号線を三国峠を越えて制限速度40kの1車線路を走り続け、苗場スキー場を過ぎ、少し先の右側に目的の元橋駐車場があり7時前に到着。
・ 平日でも花のシーズンだけあって約10台程駐車してました。ガイドブックは約150台の無料駐車場となっていましたが、現在は500円帰りに徴収されました。(今年から)
・ 駐車場を出発。 トイレの左横の登山道入り口から林の中に入り、すぐに舗装道路に出る。
・ “右: 林道を経て平元新道経由平標山、 左: 松手山経由の平標山”の表示板がある。
・ 舗装道を左に進み橋を渡ると、すぐに平標山入口があり、密生した樹林帯を登る。
・ 樹林帯の中をジグザグに登る。樹林帯はすぐに終わり展望の良い、下草が刈り払われたばかりの尾根道となる。
・ やがて視界が開けて大きな鉄塔が立つ小さな広場の鉄塔大地に到着。休憩している人たちを追い越しす。 この鉄塔は高さが120メートルもあり、柏崎の原発から首都圏に送る100万ボルトの送電線とのこと。
・ 鉄塔からは再び樹林帯の中のやや急登となり、 松手山が前方に見え、右手には平標山へと続く 気持ちよさそうな尾根が続いているのが見える。
・ ツツジがかなり咲いていました。 シャクナゲも数本咲いており、タニウツギも散発的に咲いていました。
・ 松手山で小休止後、次第に森林限界を越えた笹原を中心とした展望のきいた登山道を進む。“上信越自然歩道”らしい雰囲気の尾根道を気持良く歩く。
・ 次第に高山植物の花が見られるようになる。 振り返ると特異な形の苗場山が見える。
・ 最初、一ノ肩と呼ばれるピークが見え、平標山はその先で見えない。
・ 数回ピークの右側を巻き、やがて平標山頂上に到着。
・ 頂上には三角点と立派な標識がある。座っても展望が得られる頂上の東端へ行き、東方の仙ノ倉山方面へと続く気持ちの良い草原を見降ろしながら小休憩。
・ 南方は 赤い屋根の平標山ノ家へと続く木道が見える。
・ 山頂の北側に立つと、西方には松手山方向の尾根と苗場山が見え、北方には平標新道が草原の中の一筋の道が土樽方向えと長閑に続いているのが望める。
・ 休憩後、仙ノ倉岳へと向かう。 この先から仙ノ倉岳まで連続して植物保護の為のロープが左右に張られており、木道や木の階段も数多くありました。
・ 平標直下は一面のお花畑が満開状態で、快晴のもと素晴らしい花園を思う存分味わい気分爽快になりました。
・ 花畑への立ち入り禁止で途中路肩で写真撮影、休憩場所が1ヵ所ありました。
・ ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ヨツバシオガマ、マイヅルソウ、コゼンタチバナなどの高山植物が綺麗に咲いていました。
・ ウラジロヨウラクやベニサラサドウダン、ナナカマドなどの樹木の花も見頃でした。
・ アップダンウ後、仙ノ倉山頂上に到着。
・ 山頂には、立派な方位盤があり、山座同定を確認できました。 一等三角点と標柱もしっかりした状態でした。
・ 山頂からは、北方には万太郎山、奥に茂倉岳・一ノ倉・谷川岳などが見え、日光方面や巻機山方面もやや霞んで見えました。
・ 山頂から数分東側へ下り、谷川岳の岩綾を撮影。
・ 帰路は一旦平標山まで戻る。 再びお花畑の散策気分を満喫。
・ 平標山頂からは、延々と続く木の階段を下り、平標山ノ家に到着。
・ 平標山ノ家は、避難小屋部分と山の家本屋とがあり綺麗な状態でした。
・ 小屋前には、冷たい飲み水がパイプから出ており喉を潤しました。
・ 山の家の前から、鐘を視野に入れた中腹に雪渓を残した優美な山の形をした仙ノ倉山と平標山が眺められました。
・ 平元新道へ向けて樹林帯の中の階段を下る。 ようやく平元新道の登山口にでる。
・ ここから延々と林道を歩きましたが木陰があり思ったほど疲れずに済みました。
・ 途中ゲートの先で、右側下方に沢沿いに進む“登山道”の標識があったので駐車場まで約1.2km、歩き難い道で平行に走っているような林道と距離的にはほとんど変らない感じでした。
・ 終日好天の中、無事山行を楽しめました。
・ 伸びやかな草原状の山、満開の素晴らしいお花畑、好天で気持ちの良いそよ風等最高の気分での登山でした。
・ 10月上旬、紅葉の時期に再来したいと思っています。
* 危険箇所・注意点 特になし。
・ 平標山 → 平標山ノ家間の延々と続く木道階段等で、調子に乗ってスピードを出して、膝に負担をかけないように。
* 全行程対面者:約40人、 約30人のツアー:2グループ。
平標山登山口 | ツツジ | タニウツギ |
---|---|---|
ウラジロヨウラク | ウラジロヨウラク | ハクサンシャクナゲ |
イワハゼ 別名:アカモノ | ウラジロヨウラク | 松手山山頂にて 後方、苗場山。 |
ナナカマド 後方、苗場山。 | ウラジロヨウラク | 平標山 山頂方向 |
平標山 山頂 | 平標山 山頂直下のお花畑 | 〃: ハクサンコザクラ、 ハクサンイチゲ |
平標山 山頂直下のお花畑 : | 〃 | 〃 |
〃 :チングルマ、ハクサンコザクラ | 〃 〃 | ハクサンイチゲ |
チングルマ | 仙ノ倉山方向 | 〃 : チングルマ ハクサンコザクラ |
ハクサンイチゲ | 仙ノ倉山 直下 | |
仙ノ倉山 山頂 後方、苗場山 | 仙ノ倉山 山頂 | 仙ノ倉山直下からの恵比寿大黒ノ頭 |
仙ノ倉山直下から : 湯沢方向 | 仙ノ倉山下山→ 平標山 山頂方向 | ハクサンイチゲ |
ヨツバシオガマ | 仙ノ倉山下山→ 平標山 山頂方向 | ハクサンコザクラ |
ハクサンイチゲ | ハクサンコザクラ等の群生 | ハクサンイチゲ、 イワカガミ |
チングルマ、ミヤマキンバイ | 平標山 山頂より 松手ルート方向 | 〃 北方 |
ハクサンコザクラ | 平標山 下山: 仙ノ倉山 山頂方向 | 〃 平標山への階段 |
〃 : 平標山ノ家への下り | 〃 : 仙ノ倉山 山頂方向 | コゼンタチバナ |
イワハゼ 別名:アカモノ | ベニサラサドウダン | マイヅルソウ |
平標山ノ家の横より 平標山 | 平標山ノ家の横より 仙ノ倉山 | 平標山ノ家の横より谷川山系 (万太郎方面) |
平標山ノ家 → 平元新道登山口 | 平元新道登山口 | 平元新道 ゲート |